京都・京北の里山に残る稲は京都ファームのヒノヒカリのみとなりました。
年に1度の米作り。最高の状態で収穫したいという想いで毎晩“鹿”と闘っています。
ここ京北の里山は、全ての農地を網や電柵で囲まないと農作物を栽培できないほどの“獣害先進地”なのです。
昼間は山々に囲まれ、のどかな農村の景色が広がっていますが、夜はあちこちに鹿が出没するナイトサファリになります。
特にこの時期、周囲の農地はすでに稲刈りが終わり、京都ファームのヒノヒカリだけになると、鹿は網や電柵の脆弱箇所を狙って田んぼに進入し、稲穂を食べてしまいます。
京都ファームでは、毎晩田んぼを巡回し、鹿が田んぼに進入していないかをチェックし、必要に応じ追加対策を講じながら、収穫適期まで田んぼの稲を守っています。
20年ほど前、山からおりてきた鹿が里の田んぼに入りはじめ、田んぼのまわりに網を設置しはじめた頃は、毎晩のように鹿が網に引っ掛かっていました。
今は、網の下をくぐる、網を噛みちぎる、網を飛び越える、電柵のゲートフックを外す、電柵を倒す等、あの手この手で田んぼに進入してきます。
地域の農地・農業を守るという信念のもと、農業をしていますが、里山に張り巡らされた獣害対策の網や電柵で景観を害しているのが現状です。
先端技術を活用した獣害対策案をお持ちの方、ご提案をお待ちしております!
~満天の星空の下に鹿~
京都ファームのロゴ。
決して鹿対策に苦慮している現状を肯とするものではありません。
詳しくは、トップページ“京都ファームについて”をご覧ください。
京都ファームでは、1人でも多くの方に京都・京北のお米をお届けしたく、ウェブショップとふるさと納税で全国配送しておりますので、是非ご賞味ください!!
9月15日よりコシヒカリとキヌヒカリの新米を産地直送でお届けしています!
新羽二重糯は間もなくオンライン受注開始となります。
ヒノヒカリは収穫後、出荷準備が整い次第ご案内いたします。